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今日は、花畑幼稚園の４０周年
記念講演の招待をいただいたので
行ってきました。

ゲストは、なんと「小野田寛郎さん」です。

凄いと思いませんか？
身近なところで
（花畑幼稚園なので、会社より徒歩30秒）
こんなに偉大な方のお話を聞けるとは
思ってもいませんでした。

小野田さんは、
太平洋戦争の終結（昭和20年）から
29年目（昭和49年）にして、
フィリピンのルバング島から
日本へ帰国した日本人兵です。

潜伏中に生きて行く為に
体験してきた話や、
日本が敗戦したことを信じず、
投降することもなく、
生きる望みを失わず
任務に全うし続けてきた話は、
私たちに向けたメッセージが
たくさん詰まっていました。

私も、
人の命の尊さ大切さを、
身をもって感じてきました。

小野田さんは、日本に帰国した
翌年からブラジルに移住し
牧場の開拓を始めて、
現在では牛1800頭を飼育しているそうです。
また時には日本とブラジルを往復し
日本に帰省したときは、
数々の講演や野営を行い
現代の凶悪な犯罪が多発する日本を
改革しようと、今もまだ現役で
動かれているそうです。

今回の講演のテーマは、
「一人では生きられない」でしたが、
約３０年の間、ルバング島で
たった一人で闘い続けてきた小野田さんが、
このテーマを持って話をされたことに、
とても感動を感じてきました。

鷹野　耕治