井本 俊亮 自己紹介へ

一難去ってまた二難 Vol.1

公開日:2023/11/20(月) 更新日:2023/11/20(月) 日々のこと

皆さん二輪は好きですか?シリーズです。

一難去ってまた一難とは、ハーレーの為に

ある言葉かもしれません。

セルフメンテでオイル漏れが無事に治ったのに

今度はガソリンのオーバーフローです。

(実は、この1か月でエンジンスターターの

異常も発生しているので一難去ってまた二難です)

 

ガレージの扉を開けると、充満するガソリンの匂い。

バイクを起こすと、ボタボタッとこぼれるガソリン。

はぁ、、、手がかかる~~~。

という事で、今回はキャブレーターの下半分を

分解洗浄です。

キャブは人間でいうと肺のような役割をもち

ガソリンをエンジン内で爆発しやすくする為に

ガソリンと空気を混ぜあわせます。(混合気)

タンクからガソリンが水圧によりホースを

通ってキャブに流れ込みます。

その量が多すぎるといい感じの混合気にならないので

あらかじめオーバーフローするように出来ています。

その仕組みは、水洗トイレのタンクと同じ。

ガソリンが入ってきてフロート(浮き)が上がると

シーソーのようにバルブが下がりガソリンの入り口を

塞ぎ一定以上の量にならないようにします。

そのバルブが汚れていたりすると、入り口にピタッと

はまらず、ガソリンが入り続けてオーバーフロー

となるわけです。

早速、キャブの下半分を取り外します。

目立った汚れやゴミは無いようですが、、、

念入りに洗浄。

戻す前にきちんとバルブが締まるか実験です。

即席で作った仮想ガソリンタンクとホースを

キャブに接続。

圧でどんどんキャブの中に水が入ってきます。

フロート(黒い輪)がほぼ水平になったところで

スッと止まりました。

洗浄したおかげでゴミが無くなり

バルブがピタッと穴を塞いだ証拠です。

私のハーレーは旧車っぽい部品が多く

多くのバイクにあるエアフィルターがありません。

ある意味、これまで運よくオーバーフローが

無かったようなものです。

今回も上手くいったので、今後はガソリンの

匂いがしてもあまり驚かなくてすみますね。

次回は、スターターの修理です!

工務店なのにバイク話ばっかりでごめんなさい!!

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