空間の演出のひとつ。

このお店のコンセプトには、『台湾の生活スタイル』というのがあって、色、形、全体とのバランスを考えて、竹製のブラインドがご希望でした。
この店舗では、外のお客様からの視線の遮断が目的です。
奥の窓には、以前取り付けたカーテンがあるのですが、これと雰囲気が合わなくなるのでは・・・と一時は思いました。ラフのイメージ図を描いてみると遮光のカーテンなのに、廻りの空間がやわらかく感じました。
ブラインドの廻りは枠がはっきりしているので、空気が少しだけキリッと感じます。
入ったときにはきちんとした雰囲気を感じさせて、奥まで入るとリラックスしてくる。
このお店にはぴったりの空気の演出だと思いましたよ。
カーテンにするか、ブラインドにするかで、空間の雰囲気はずいぶん変わりますよ。
山下
