匠の技に・・・!

院内町には大小合わせて、なんと75基あまりの石橋があり、数の多さで日本一の石橋群といわれています。
これらは江戸時代から昭和の初期にわたって架けられ、そのほとんどが現在も使われていて生活をつなぐ交通路としてすっかり周囲に溶け込んでいます。
なぜこの地域にこんなに趣のある石橋が多いのか疑問だったんですが・・(・_・?)
?「深い谷川に点在する各々の集落を結ぶ橋が不可欠であった」
?「川の流れが急なため頑丈な橋が必要であった」
?「石橋を造るのに適した石材が豊富に採れた」
?「石を加工する技術を持った石工が多数存在した」等が背景にあるようです。
(特に『石橋王』と呼ばれた名棟梁・松田新之助が有名)
写してきた代表的な橋を二つ。
【鳥居橋】 5連アーチの石橋、「石橋の貴婦人」と呼ばれています。
【分寺橋】 3連石造アーチで、3連の径間が同じで均整のとれた石橋
この他にも大中小の数多くの石橋があり、見ているとまさに石工の技術・日本の「匠の技」に感動します。
佇んで眺めていると、橋が架かるのを望んでいた住民や石工たちの橋に対する想いを感じることができます (*^o^)v☆彡
夜間ライトアップされている橋もあるそうで、また違った感じでいいと思います。「道の駅いんないで<院内石橋マップ>」を手に入れて回ってみてください。
他にも「八女の上陽町の石橋群」もいいですよ、是非一度・・・。(^o^)/
塚本 敏彦
