木を使うこと。

この間、夕飯を作るのが面倒になって、お弁当を買いに行ったんです。
待っている間に、そこに置いてあったフリーペーパーを開いたら、興味深い記事がありました。
Team　Okawa　といって、大川の商工会議所・地域精鋭企業を核として、著名なデザイナーや九州大学大学院が協力することで生まれた産学連携のチームなんだそうです。
そこが立ち上げた新しいブランドが、『SAJICA』といって、「さじかげんの心地良さ｣と、「世界的に満足してもらえる日本の創造的なモノ」という意味を表しているそうです。

私は、大川まで20分程で行ける所で生まれ育ちました。
よく大川を通って佐賀まで行っていたんですが、いたる所にあった家具屋さんが、
だんだんと減ってきているのを目の当たりにしてきました。
店じまい処分市と書かれた看板も良く見ました。
小学校・中学校では家具の産地として、大川の地名を教わりました。
大型の家具店にのまれてしまうのかなぁーと思っていた時、この記事を見て、
とっても嬉しくなりました。

国産の木で、国内のデザイナーと、国内の職人さんで、世界に通じる家具を創る。
「和」の意味と、良さを世界に伝える。
とっても楽しみなブランドだと思いました。
家具だけでなく、さまざまな製品開発にも取り組んでいかれるとのこと。
国産の木が活躍してくれる場がどんどん増えて、森が元気になってくれたらいいな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山下