住宅巡礼

ル・コルビュジェ、フィリィップ・ジョンソン・・・様々な建築家の建物を見て、ノスタルジックな気持ちと、憧憬として、私の中に残像がずーっと残っています。
なかでも、マリオ・ボッタ氏の「リゴルネットの家」は、20年程前に施工された家ですが、印象に残っています。
以前、東京に行った時・・・友人と迷子になり、ふと見上げると「婦人の友社」のビルが、あって、どこがどうと言う訳ではないけど、存在感があり一つ一つのディテールが素敵で、友人と食い入る様に見て、感激した事がありました。
絵画と同じで、その建物の息吹を感じるのは、一つの作品として、語り継がれる所以でしょう。
そんな気持ちを思い出したい時は、つい手が伸びてしまう・・・この本は、そんな本です。黒瀬