IHはお休み・・・今日はリフォームで杉の香りを・・・

公開日:2006/10/20(金) 更新日:2006/10/20(金) リニューアル前のブログ
夕方、一人のお客様を「展示館」へご案内しました。
今日は久しぶりに雨が降って、秋だというのに蒸し暑く感じました。
「展示館」は入ると吹き抜けがあって、冬には薪ストーブを炊きます。
暖まった空気は吹き抜けを上がって2階まで暖めてくれます。
内玄関の戸を開くと、杉の香りに包まれたかのように、無意識に深呼吸してしまいます。
お客様の視線も杉の床に釘付けになって、そのまま珪藻土の壁に
移ります。
1段上がった和室は腰を降ろすのに丁度良い高さ。
雨の日にはほんのり銀杏のにおいがするんですよ。
腰を下ろしている板が銀杏の木で出来ているからです。
床の間風のところは松の木です。
1枚板のテーブルを見て、お客様がイメージしていらした
【古民家の居間】が鮮やかになりました。
古い梁があって、天井は開放的で、少し薄暗いの・・・
杉の床だったら足がヒャットしなくていいでしょうね。
居たい空間が頭の中で創造できます。空気もいっぱい吸い込めます。
『帰りたくなくなってしまうわ。』
「展示館」はそんな空間です。
杉の香りをぜひ味わってください。お待ちしています。

                               山下

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