幾つになっても・・・

公開日:2007/12/09(日) 更新日:2007/12/09(日) リニューアル前のブログ
70代のご夫婦のリフォームを以前させて頂いた時の事。

お嬢様がお孫さん2人を連れて、戻って来られることになり、今の家を増築したいとのご相談から、お付き合いは始まりました。

・・・と家を拝見させて頂くと。
部屋数がご夫婦お二人の住まいなのに、幾つあることか・・(笑)
我に返り、増築の必要はないのでは?と、単刀直入に尋ねたところ、せっかく戻ってきて心機一転、娘も頑張ると言っているから、新しい住まいを提供してやれるくらいしか、この歳になった私達に出来ることはないだろう・としみじみ語られました。

子を思う親の気持ちは、幾つになっても変わらないんだな〜と、ここはひとつお役に立ちましょう!!と、奮闘させて頂いたのは、言う間でもありません。

リフォームをするという事には、その理由や、家への想い、家族への想い・・・色んな要因が絡み合っています。
それを、図面にいかに写し込むか、見積もりにどう反映させるか・・私達も、お客様が心を開いて下さった以上、最大限のプレゼンテーションをしたいと思っています。

そんな我々の気持ちもご理解頂けると、相見積もりのあり方、判断の仕方も違ってくるのではないでしょうか・・・
もちろん、そのお客様も相見積もりを取られましたが、嬉しかったのは、私達の気持ちを一番理解して頂いた黒瀬さんにお願いしますと言われた事です。

「心」を大切に、今年も20日程度ですが、皆様の声に耳を傾けて行きたいと思います。 黒瀬

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