~竹は何にでも使えます=竹足場(竹柵=ジョンパン)~
香港でよく目にする不思議な光景『建築現場の足場は竹で組む・・・』を紹介します。
で、なぜ竹なの?
①最大の理由は「安いから」同じ長さの竹と鉄パイプでは、値段が5倍以上違う
②竹は軽いので、運ぶのも組み立ても解体もラク
③高温多湿な香港では鉄がさびやすいという理由もあり、竹はむしろ湿気を帯びることでよく締まり逆に丈夫になるという
④香港ではほとんど地震がないから、竹で大丈夫、崩れ落ちても鉄材が落ちてくるよりか被害が少ない・・・
なんと足場職人専門の職業訓練校があるそうです。(この間TV でみたばっかり)
【 竹の足場を組める職人になるには、国が定める一定のコースを履修(基礎技術の習得に約1年。理論の授業を1週間、約1カ月地面で練習、じ後高所で実践練習)。香港では1835人(2011の資料)が竹の足場職人として登録されているそうです。高給でステータスも高い職業だとか。】
建てかけの高い建物のまわりを竹が網のようにぐるりと取り囲み、竹で組んだ足場を作業員がひょいひょいと見ているだけで怖いです、お尻がムズムズしてきます。香港一高い高層ビル118階建(490m)のインターナショナル・コマースセンター(ICC)も竹の足場を使用したそうです。慣れない私たちには不安ですが大丈夫なんです!!